日本人にとってのスマップ
スマップがデビューしたのは1988年で、少なくとも1995年には既に人気者だったので、かれこれ15年以上もグループとしてトップを走っているんですよね。
1995年という数字は、森且行さんが脱退したのが1996年なので、その騒動の大きさを思い出すと、少なくともそれからは活躍していると思いますし、また1994年には初のオリコンチャート1位を取っていますので、大体それくらいからかなぁという感じがします。
そこで疑問に思うのが、これまでの日本でこんなに長く活躍し続けている男性のアイドルグループってSMAPが初なのではないかなということです。
その前は、少年隊やシブガキ隊、光ゲンジ、男闘呼組とか、いましたけど、グループとしては、ここまで長く続いているのはありえないです。
少年隊は現役だと思いますけど、活躍度が違いすぎますからね。
光ゲンジは、瞬間風速的な勢いでは、上だったかもしれないですが、その後の失速ぶりは目を覆うばかりでした。
ヒット曲が大事
もちろん、この長期的な人気の秘密は、キムタクにあることは間違いないと思います。
多めに見てもイケメン揃いとは言えない中で、やはり一人はビジュアルで支える人が必要で、そこを木村拓哉さん一人で支えてきました。
しかも、彼にはアイドルパワーが付いているらしく、抜群の運動神経と勝負強さで、これまで数々の伝説を残してきています。
ですが、やはり女性アイドルを見てもわかるように、ビジュアルだけでは、もって2〜3年だと思います。
やはり、それ意外のプラスアルファが必要になってきます。
スマップには、そのプラスアルファがあったのだと思います。
それが何なのかというと、やはりヒット曲を定期的に出しているという結果だと思います。
- 夜空ノムコウ
- らいおんハート
- 世界に一つだけの花
などなど、1990年代に出された歌なら、もっと挙げてもいいくらいに良い曲が揃っていますよね。
逆に、最近スマップ全体的、またはキムタクの勢いが落ちていると言われているのは、ヒット曲が出ていないからだとも言えると思います。
というわけで、長年に渡りヒット曲を生み出してきたという基盤があってこその、人気継続であり、日本人に長く受け入れられている理由なんだと思います。
なので、少し間が空きすぎているので、そろそろヒットを出さないと、人気は急激に下降していく可能性だってあるかもしれません。