スマップと中国との関係

パンダの次はSMAP?

上海万博以来、色々な理由で延期されてきたSMAPの中国北京での公演が行われる事になったそうです。
中国で人気の日本人歌手といえばやはり「昴」の谷村新司さんが有名で、何回も中国でコンサートもしています。
また、現地の大学の教授にもなっているそうで、曲も谷村さん自身もとても有名のようです。

 

翻って今回のSMAP公演。

 

確かにSMAPなどの日本人歌手はとても人気があるようですが、今回は特に政治の匂いが強いように思います。
第一の理由は中国側の歓迎の仕方です。

 

以前、温家宝首相が来日した際もSMAPがアカペラで歌を歌っていたように、政治家の動きにより実現している感じがします。

 

第二に日本の報道の仕方です。
朝夕晩の各ニュースでの取り上げ方が明らかに芸能ニュースではなく、政治ニュース的な色彩や切り口で報道されているからです。

 

具体的には、「国賓級の扱いを受けた」というセンテンスを必要以上に押し付けてくる感覚をキャスターなどから受けたのです。
これは、どことなく中国が良くしてくれたという情報を植えつけようとしているのでは?と勘ぐってしまいました。

 

尖閣諸島の衝突事件の影響で日中両国でお互いの関係が険悪になっているところでの今回の公演。中国といえばパンダ外交。
これも中国の新しいパンダ外交になるのでしょうか。

 

パンダ

 

とは言え、ネガティブなキャンペーンではなく、二国間の関係を改善するためのポジティブな意味合いで行われているので、私自身、それほど否定的には受け取っていません。

 

それに、是非、中国の国民の皆さんには純粋にSMAPのパフォーマンスを楽しんでもらいたいものです。 

 

尖閣問題

2012年は日中で尖閣諸島が問題になりました。
こんな時こそ、スマップ頼み。。
なんて思ってしまいますが、政治色が強いですから、当然ながら出てこれないですよね。